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オーストラリアで賃貸物件を契約する際の必要書類と申し込み方法【日本との違いも解説】

Posted by TeradaTamaki on 05/05/2024
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オーストラリアでの生活を始める際には、適切な賃貸物件を見つけることが最初の大きなステップです。今回は、賃貸物件に申し込む際の必要書類や手続きの流れを、日本との違いも踏まえてご紹介します。

必要書類と申し込みに必要な情報

気に入った物件を見つけたら、次は申し込み手続きの準備に移ります。ほとんどの場合、申し込みはオンラインで行われますが、以下の書類を準備する必要があります。

☑️必要書類のチェックリスト

申し込みに必要な書類を事前に準備しておくことで、プロセスがスムーズに進行します。

  • 雇用証明書:現在の雇用状況を証明するもの。
  • 賃貸履歴:過去の賃貸情報が参照されます。
  • 給与明細:収入証明として必要です。
  • 写真付き身分証明書:パスポートや運転免許証など。
  • 参照者情報:個人的および職業的な参照が可能な人物の情報。
  • 銀行取引明細:オーストラリアの銀行口座がない場合は、日本の銀行の残高証明書も可。
  • ペットの写真:ペットを飼っている場合はその写真が必要です。
  • ビザの証明:オーストラリアでの居住権を示す必要があります。

☑️申し込みフォームに必要な情報

オンラインでの申し込みには、以下の情報が求められます。

  1. 入居希望日と期間:通常、契約期間は最低6ヶ月から、多くは1年です。
  2. 個人情報
    • 氏名
    • 生年月日
    • 連絡先(電話番号、メールアドレス)
    • 現住所
  3. 職歴と収入情報
    • 職場の名前と住所
    • 職種や役職
    • 勤務年数
    • 収入の詳細
  4. 過去の住居情報
    • 直近の住居の住所
    • 家賃や住居形態
  5. 身元保証書(必要な場合)
    • 身元保証人の情報と収入証明

これらの書類や情報は一般的なものであり、物件や不動産管理会社によってはさらに詳細な情報が必要とされる場合もありますのでご注意ください。

なお、申し込み書には、ガス、電気、インターネット等の接続代行が必要かについても記載されております。当社で物件探しをご利用いただく方は、各社日本人担当のいる企業をご紹介させていただきます。

契約のすべての流れについては、過去のブログにも記載しておりますので、こちらをご覧ください。

日本との違い

必要書類と申し込みに必要な情報について、日本との主な違いをチェックしておきましょう。

1. 契約の手続き

  • 日本:日本では不動産の仲介手数料が家賃の1ヶ月分程度かかることが一般的です。また、礼金(非返金)、敷金(返金可能)、保証金などの初期費用がかかります。
  • オーストラリア:ご自身で物件を探し、契約の手続きをする場合には、仲介手数料発生いたしません。ただし当社のように日本と同様に物件のご紹介から契約の手続き、その後の入居サポートも必要とする場合には手数料は発生いたします。オーストラリアでは保証金(bond)として家賃の4週分程度を支払うことが多いですが、これは退去時に無事返金されることが前提です。礼金は一般的ではありません。

2. 身元保証人の要件

  • 日本:多くの場合、身元保証人が必要であり、保証会社の利用が求められることがあります。
  • オーストラリア:身元保証人の要求は少なく、保証会社を通じた手続きも一般的ではありません。ただし申し込み時に照会人の連絡先の記載が必要とされ、審査として照会人に連絡し申込者がどんな人物かを尋ねられる場合も多いです。

3. 書類と情報の提出

  • 日本:住民票や身分証明書、収入証明書等が必要です。
  • オーストラリア:申し込みには雇用証明書、賃貸履歴、給与明細、写真付き身分証明書、銀行取引明細などが必要です。ビザや移民ステータスを証明する書類も求められることがあります。

申し込み後のプロセス

申し込みを提出後、不動産管理会社は1〜2日で承認を得るための審査を行います。承認が下りれば、契約の締結と鍵の引渡しの準備に進みます。この全プロセスは通常、物件視察から鍵の引渡しまで約2週間を要します。

オーストラリアでの賃貸物件申し込みは、適切な準備と理解があればスムーズに進みます。このガイドが皆さんのオーストラリアでの新生活のスタートを支援する一助となれば幸いです。

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